親子で学ぼう!生成AI講座のお知らせ
8月23日にテクノプラザで開催される「わくわく夏休みinテクノプラザ2024」、市内外の小学生の皆さんと保護者様から多数の申し込みをいただいていますが、「生成AI講座ってどんな講座?」というお問い合わせを頂いています。
こちらのお知らせのページをお借りして、ちょっとだけ簡単に生成AI講座について説明しますね!
参加に必要な持参物についてはこのページの最後をご確認ください。
生成AIってなに?
生成AIは、対話形式で情報をプログラムに与えることにより文章や画像、映像や音声などを作り出すことができる人工知能プログラムのことです。
砂場で砂遊びをしていて「砂の城を作りたい」「シンデレラ城が素敵」「やっぱり城は岐阜城」とお友だちと対話をしていく中で、砂の城を2人で完成させることを想像してください。お友だちの代わりに対話相手になって砂の城を作ってくれるのが「対話型生成AI」です。
有名な対話型生成AIとして「ChatGPT」というサービスを聞いたことがないでしょうか。人間と自然に会話していく中で文章を作成してくれるプログラムサービスです。生成といっても、何も無いところから作り出すのではなく、膨大な情報からプログラムが学習し、それっぽい回答を生成しています。ChatGPTは「文章生成AI」です。同じように「画像生成AI」や「動画作成AI」「音声生成AI」が次々と登場しています。
生成AIはこれからの社会で大きな役割を持ち、みなさんが大人になった頃には今のインターネットのように「使って当たり前」な時代が来るかもしれません。
でも、生成AIを使いこなすには、使う人にも「使いこなすため」のコツが必要です。
前の例で言えば「砂の城」「シンデレラ城」「岐阜城」という「あなたの問いかけ」から膨大な情報を学習して、それっぽい砂の城を作ってくれます。でもシンデレラ城みたいな西洋風の城と岐阜城みたいな和風の城をかけ合わせたら、あなたが創りたかった城とは大きく違った「コレジャナイ」お城ができそうですよね。
今回の生成AI講座では、キャラクターづくりを通して、自分の指示の内容で画像が変わるのを確認し、創造する楽しさを体験する中で、生成AIに慣れていくことができます。
難しそうな生成AIですが、この講座では「そんなやり方でいいの?!」って思うほど簡単に操作ができます。最新の生成AIに、みなさんもぜひ、ふれてみてくださいね!
保護者の皆さまへ
生成AI技術は現在黎明期にあり、技術革新やサービス開発が飛躍的なスピードで進展しています。こうした中、教育においても様々な活用のメリットを指摘する声がある一方、AIの回答を鵜呑みにしたり、子どもたちの思考力が損なわれてしまうのではないかという懸念の声もあがっています。
調査によれば6割の保護者が「新しい技術の活用力を養ってほしい」と生成AIサービスの活用に肯定的である一方で「自分で考えなくなりそうだから」という懸念をもっている保護者も3割いることが明らかになっています。
(ベネッセコーポレーション調べ ※ベネッセChatGPTに関する意識調査 )
この講座では、これからの未来を生きていく子どもたちに、安心・安全な環境のもとで生成AIに触れ、学びに活かしていくことを目標としています。
生成AIについての国(文部科学省)の方針についてはこちらのガイドラインを参照してください
事前にご用意いただきたいもの
- スマートフォン、もしくはタブレット
- モバイル回線(ドコモ/au/SB/楽天)もしくは無線LANでインターネットに接続できる機種
- 会場のWi-Fi環境をご利用いただけます。
- 可能であれば、事前にマイクロソフトアカウントを保護者名で登録をお願いします。
印刷用チラシ
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