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ものづくりDX人材リスキリング(スケジュール)

本事業ではご受講いただく研修に「必須科目」と「選択科目」が設定されております。
「必須科目」ではご受講する全員に受講していただく研修となっており、「選択科目」ではご参画いただく企業が自社に必要な研修を選択してご受講いただけます。

科目詳細(クリックで詳細を確認できます)
赤色は必須科目 青色は選択科目

▼1.コミュニケーション

 組織目標を達成するため、また、社内・社外において良好な人間関係を保つためのコミュニケーションの知識・スキルを習得する。具体的には「聴く力」「質問する力」「伝える力」のスキルアップを目指す。また、非言語コミュニケーションの重要性も理解。
・コミュニケーション力を高める目的とは
・受信系の要素
・発信系の要素
・非言語コミュニケーションの重要性
自分の思いをうまく表現できない、相手に自分の意図が伝わらない、相手の意見に反対であることを伝えられないなど、職場でのコミュニケーション・ギャップを埋める方法、組織目標を達成するために、良好な人間関係を構築する方法を学ぶ。

▼2.DXマインド・組織デザイン

DX推進における定性評価手法の習得
・経済産業省の「『DX推進指標』とそのガイダンス」の活用手法
・9つのキークエスチョンについて整理
 ・ビジョンの共有 ・危機感とビジョン実現の必要性の共有
 ・経営トップのコミットメント ・マインドセット・企業文化
 ・推進・サポート体制 ・人材育成・確保
 ・事業への落とし込み ・ビジョン実現の基盤としてのITシステムの構築
 ・ガバナンスと体制
・DXプロセスを推進するための各種フレームワークの紹介

▼3.社会課題とDX

・我が国のDX取組と変遷について
・高齢化社会と労働人口の減少について
・Society5.0(内閣府)によるDX推進に関する国の方針
・Connected Industries(経済産業省)によるDX推進に関する国の方針
・DXフレームワークについて(経済産業省)
・デジタルツール導入の際の注意点

▼4.ものづくりのスタートアップ研修 ~ものづくりの仕事のしくみを知ろう~

ものづくりの現場で必要となる職場を改善する方法や日々のコミュニケーションを向上するための方策について、グループワークを交えながら学ぶ。
<ものづくりの仕事の流れ>    <業務改善>
 1.仕事のしくみを知る       9.改善活動とは何か?
 2.製造業の業務のしくみ      10.なぜ安全第一なのか?
 3.社内の組織と役割
 4.コミュニケーションの必要性

<ものづくり現場の課題>     <働く喜び>
 5.利益を生む           11.仕事を楽しむ方法(自分を磨く)
 6.安定した生産を維持する
 7.生産部門がなすべきこと
 8.製品の品質を維持する

▼5.最新JISによる図面の基礎

これから機械設計を行う初心者を対象とした(JIS B 0001)の基礎講座。製図規定の知識だけでなく簡易ドラフターを用いて手書き図面の講義も行うため、これからCAD製図を行う前の基礎知識を習得できる。
 1.図面について     5.寸法公差
 2.投影法        6.表面粗さ
 3.特別な図示方法    7.幾何公差
 4.寸法の入れ方     8.手書き図面の演習(部品図、組立図)

▼6.Autodesk Fusion Basic

クラウド対応の3DCADツールであるAutodesk Fusionは実務設計に利用でき、非常にコストが安く一般的なフィーチャーベース昨日の上に履歴を持つ。ユーザーインターフェースの構造と各機能を習得したうえで作成したクラウド固有のデータ管理と活用法を学ぶ。
 1.Autodesk Fusion 概要   6.ソリッドモデリング
 2.インターフェース    7.サーフェスモデリング
 3.データ管理       8.アセンブリモデリング
 4.履歴操作        9.ドラフティング、印刷
 5.スケッチと拘束     10.演習課題

▼7.3Dプリンター実用講座

3Dプリンターによる試作、造形、制作物に対するプレゼンテーション

▼8.DXリテラシー

・ハードウェアについて
CPU、メモリ、ハードディスク、SSD、各種光学ドライブ
・ソフトウェアについて
OSとは(Windows、Mac-OS、Linux)、CUIとGUI、ファイル・フォルダの構造、拡張子、ソフトウェアアップデートの重要性など
・BIOS、ドライバの役割
・情報コンプライアンス
組織や企業が関連する法的・規則的な要件に準拠し、情報セキュリティやプライバシーの保護を確保するための取組みについてまた、組織の信頼性や信用を向上させるだけでなく、情報漏洩やセキュリティインシデントのリスクを最小化し、法的なトラブルを回避するために重要なポイントを理解する。
・法的要件の遵守(個人情報保護法やGDPRなどが該当)
・データ保護とプライバシーの保護
・リスク管理とセキュリティ対策
・監査と報告

▼9.LAN基礎

・ネットワークとは
 LAN、WAN、IPアドレス、クラス、IPマスカレード、DHCPなど
・ネットワーク設定、
 IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS
・ルーター設定
・プロキシサーバ、DNSサーバ、ファイルサーバ、メールサーバ、WEBサーバ
・ファイアウォール
 パケットフィルタリンク、ブラックリスト、ホワイトリストなど

▼10.ネットワークセキュリティ

・サイバーセキュリティとは
・企業が実施すべきサイバーセキュリティの基礎
・主なサイバー攻撃の種類、被害事例
・サイバーセキュリティーで押さえたい基本対策
 物理対策、ソフトウェアによる対策

▼11.Linuxサーバ構築

・Linuxの種類とLinuxがサーバーOSとして選ばれる理由
・OSS(オープンソースソフトウェア)について
・Linuxディストリビューションのインストール
・各種CUIコマンド、ディレクトリ、ファイルの概念
・各種サーバーの構築
 WEB(Apache)、データベース(MySQL)、Pythonなど

▼12.生成AIの活用方法

生成AIの活用方法と業務への適用に焦点を当てて、生成AIの操作方法を学びながら、業界別の活用事例や注意すべきポイントについても探求する。生成AIの利用に伴う著作権や情報流出などのセキュリティリスクについても詳しく学ぶ。

▼13.表計算ソフトのマクロによる定型業務の自動化 基本編

表計算ソフトを使用する際、業務効率を向上させるため自動化を実現するためのマクロの作成手法を習得する。
 ・マクロとVBA       ・メソッド
 ・マクロ作成環境の用意   ・変数
 ・マクロの作成と実行    ・復習
 ・オブジェクト       ・演習
 ・プロパティ

▼14.表計算ソフトのマクロによる定型業務の自動化 応用編

表計算ソフトを活用する際、業務効率を向上させるために必要となる定型業務の自動化を実現するためのマクロの作成手法を習得する。
 ・基本編の振り返り
 ・条件分岐処理
 ・繰り返し処理
 ・復習
 ・演習

▼15.RPA研修 PowerAutomate

・RPAツールでできること
・RPAツールの活用事例、工数削減例
・Microsoft Power Automateの利用環境構築
・Microsoft Power Automateの基本操作
・Microsoft Power Automateの実践的な活用手法

▼16.プログラミング基礎 スクラッチ

・Scratchを使ってアルゴリズムを学ぶ
・Scratchの基本的なブロック(動作、制御、演算、イベントなど)について
・ブロックをつなげて、基本的な命令のシーケンスを作成することでアルゴリズムがどのように動作するかを学ぶ
・繰り返し処理を行うためのループブロックを使用して、簡単なアルゴリズム(例えば、数の合計や乗算テーブルの生成)を実装する
・条件分岐を使って、条件に応じてプログラムの振る舞いを変える方法を学ぶ1.
・変数やリストの概念を導入し、データを管理する方法を学ぶ
・バブルソートや選択ソートなど、簡単なソートアルゴリズムをScratchで実装するソートのアルゴリズムの理解と実装を通じて、アルゴリズムの効率性やデータの操作方法を学ぶ
・再帰関数を使って、階乗やフィボナッチ数列などの再帰的なアルゴリズムを実装する
・学んだアルゴリズムを活用し、自分なりのプロジェクト(例えば、ゲーム、インタラクティブストーリー、シミュレーションなど)を作成してみる
・プロジェクトを他の人と共有し、フィードバックを受ける

▼17.Python Basic

初心者でも理解し易く、プログラミング最初の一歩を踏み出すためのコースで、事務作業の効率化に最適なプログラミング言語、Pythonの基本構文を学ぶ。
基本構文は他言語との共通部分も多いため、他言語の学習コストが下がる。また、今後、AIやIoTが発達することが予想されるため、Python習得は今後のキャリアアップにもつながる。
1.Pythonの基礎知識       6.関数
2.変数とデータ型       7.オブジェクト
3.コレクション        8.モジュール
4.条件分岐          9.Pythonの活用方法
5.繰り返し

▼18.Pytnon オートマチック ~Excel×Webを活用する~

本コースでは、Pythonで「Excel」、「Web」を自動化するためのプログラムを習得する。これまで、頻繁に発生していた単純な繰り返し作業をなくす方法や、事務作業の中で実際に利用できる自動化のノウハウを学ぶ
1.Pythonで仕事を自動化       4.Webブラウザの自動化/スクレイピング
2.Excel作業を自動化         5.業務で役立つ自動化テクニック
3.Excelの高度な作業も自動化

▼19.バイブコーディング体験研修

AI搭載エディタ「Cursor(カーソル)」やデザインツール「Figma(フィグマ)」等の最新ツールを用いて、AIと協働しながらシステム開発を行う。”バイブコーディング”を学ぶ。生産数可視化システムを題材にDX時代のものづくりに役立つスキルを体感する。
1.バイブコーディングとAI搭載エディタ「Cursor」の紹介
・バイブコーディングとは   ・Cursorについて  ・Cursorの使い方
2.バイブコーディングで顧客管理システムを開発する(演習1)
・画面をCursorで作成する   ・CursorとMySQLでデータベースを作成する
・画面んで入力した情報をデータベースに格納するためのプログラムを生成する
3.ワンボードPC「Raspbery Pi」の紹介
・Raspbery Piを活用した事例の紹介、Raspbery Piの基本操作の説明
4.バイブコーディング生産数可視化システムを開発する(演習2)
①Webカメラによる画像認識プログラムの作成
・Teachable Machineによる画像分類
②管理画面のデザインを「Figma」で作成する
・Figmaの基本操作の説明  ・画面デザインを作成する
③画面デザイン(フロントエンド)の作成
・Figmaで作成した画面をCursorに入力して画面を作成する
④データベース連携プログラムの結合
⑤画像認識と管理画面のプログラムの結合
・Raspbery Piからデータを送信するプログラムを生成する
・PC側でデータを受信するプログラムを生成する

▼20.Pytnon×AIプログラミング

・OpenCVライブラリの概要
・OpenCVライブラリを用いた画像処理
・ノイズ除去、鮮鋭化、2値画像処理、動体検知、幾何学変換
・学習済みモデルを用いた画像認識

▼21.Techman Robotで学ぶ操作 Basic~ローコード操作による次世代協働ロボットの実践~

・協働・産業用ロボットに関する知識
・協働・産業用ロボットの教示等の作業に関する知識
・ロボット関係法令に関する知識、協働・産業用ロボット取扱いの注意事項
・協働ロボットの操作方法、ティーチング
・法令で定められている教示等の作業に関する特別教育

▼22.IoTデバイス活用研修

IoTデバイス「Raspbery Pi(ラズベリーパイ)」で、IoTの基本技術を習得する。
・IoTの基本原理とアーキテクチャ
・センサーテクノロジー
・ネットワーキングと通信プロトコル
・データ処理と解析
・セキュリティーとプライバシー
・クラウドインフラストラクチャー
・製造業への応用知識と活用のヒント

▼23.DX戦略マネジメント手法

・DXが製造業やもたらす潜在的な価値
・ビジネス戦略とDXの統合
・リーダーシップと組織文化の変革:
・データ駆動型の意思決定と組織文化の変革
・テクノロジートレンドとイノベーション

▼24.ビジネスモデル設計手法

・ビジネスモデルの定義と重要性
・ビジネスモデル設計手法の概要
・ビジネスモデルキャンバス(Business Model Canvas)
・デザインシンキング(Design Thinking)とビジネスモデル設計
・リーンスタートアップ(Lean Startup)とビジネスモデル設計
・オープンイノベーション(Open Innovation)とビジネスモデル設計
・ビジネスモデル設計の実践とケーススタディ
・ビジネスモデル設計プロジェクトの実施とプレゼンテーション

▼25.デザイン思考とDX

・DXデザイン思考のフレームワーク
 アイデア発想とブレインストーミングの手法
・プロトタイピングとテスト
・ユーザーセンタードデザイン(UCD)とDX
・DXデザイン思考とビジネス戦略の統合
・DXデザイン思考のチームワークとコラボレーション
・DXデザイン思考プロジェクトの実践とプレゼンテーション

▼26.ファクトリーサイエンティスト研修

1.ローカル側システム基礎
 現場の環境をデジタル化してインターネットに送るIoTデバイスの作成と、3Dプリンタを現場で活用するスキルを学びます。Arduino※と呼ばれるマイコンの開発環境をインストールするところから始め、温度センサよりデータを取得してサーバーにデータをアップロードする仕組みを作りながら開発方法を学びます。
2.サーバ側システム基礎
 IoTデバイスから送られたデータを受け取るシステムを、MicrosoftのAzureクラウドサービスを使って構築していきます。本講座では有料のクラウドサービスであるMicrosoft Azureを使います。Azureの各種モジュールを組み合わせることで、コーディングや開発環境の準備などをしないでIoTデバイスからデータを受け取るサーバ側のシステムを構築することができるサービスです。今回は、教材としてAzureを使用することでサーバのメンテナンスなど煩わしい作業を最小限にしつつ、柔軟にカスタマイズできるシステムを学んでもらいます。
3.データ加工とビジュアライゼーション
 サーバ上に蓄積したデータから、必要なデータを取得してMicrosoft PowerBIというBIツールでグラフ化する方法を学びます。BIとは「Business Intelligence」の略で、経営に必要なデータを収集、加工して経営判断に役立てていくことを指します。PowerBIは、様々なデータベースに接続して必要なデータを適宜取得、解析して見える化していくツールです。このツールを活用して、機械の稼働状況や、温度データをリアルタイムに視覚化するシステムを作りながらその仕組みを理解します。
4.見える化・見せる化の更なる追及
 IoTデバイスから得られるデータだけでなく、スマホやタブレットから簡単にデータを入力することができるアプリを作成します。アプリの作成には、Microsoft Power AutomateとMicrosoft Power Appsの二つのツールを使った方法を紹介します。作業者が現場で作業状況などをスマホやタブレットから入力することで、データ集計の手間を削減しながらもデータを蓄積していくことが可能になります。
5.最終プレゼンテーション
 4週間の講座を通して作成したシステムを、参加者それぞれの工場、オフィスといった現場に落とし込み、その結果を「最終プレゼンテーション」として発表してもらいます。参加者毎に異なる現場の課題をお互いに発表し合い、課題に対する様々なアプローチがあることを体感してもらいます。また、ここで作成した資料は、講座で学んだことを会社に戻ってから上長や同僚に説明する資料となりますので、講座終了後すぐに社内に展開するのに役立ててもらえます。

▼27.先進企業見学

主に以下の先進的な自動化設備を導入されている工場を見学する
1.工程の完全自動化
2.IoTデバイスの導入
3.稼働データをAIと機械学習で分析
4.柔軟な製造ライン変更や再構成の可能性
5.人協働ロボットの導入

▼28.修了式・修了レポート発表

修了式・修了レポート発表
修了レポート発表

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